Android の便利機能の一つに「共有」があります。アプリ間でデータをやりとりするための機能で今更説明の不要もないですね。
この共有機能を利用して Android に様々な機能を追加し、より便利にできるのが Clipintent というアプリです。
ClipIntent でできる事
上記文章だけだとわかりにくいので、ClipIntent を入れると何ができるようになるのか Google Play から引用してみます。
- ファイルパスの取得
- アプリ名/Webタイトルの取得
- URL, ブラウザを開く
- テキストの追加コピー
- クリップボードからh抜きURLの抽出
- APKファイル内のAndroidManifest.xmlの閲覧
- 単一HTMLで保存(インライン画像のみ)
- HTMLソース ビューワー
- ソースコード ビューワー
- テキスト ビューワー
- バイナリ ビューワー
- Base64 エンコーダー/デコーダー
- アプリ情報の取得
- Youtubeの動画情報の取得
以下の形式に対応しています。
テキスト, APKファイル, HTMLファイル, ソースコード ファイル, その他のファイル, URL, Android マーケット, Youtube
さらに、共有データによって振る舞いが変わってきます。例えばブラウザであるページを開いた時にこの ClipIntent に共有を行うと以下の選択肢が表示されます。
- URL を開く
- ブラウザで開く
- URL をコピー
- ホスト名をコピー
- タイトルをコピー
- タイトルと URL をコピー
- ソースコードをコピー
- ソースコードを表示
- テキストコンテンツをコピー
- テキストコンテンツのみ表示
- HTML リンクをコピー
- 画像 URL をコピー
- 一つの HTML として保存
また、テキストがクリップボードにある状態で ClipIntent を実行すると以下のアクションを行う事ができます。
- テキストをコピー
- テキストを追加
- テキストの表示
- テキストの送信
- テキストの保存
- テキストの検索
- テキストをウェブで検索
- Base64 化したテキストをコピー
- Base64 化したテキストを保存
- URL をコピー
とにかく細かい機能が沢山入っています。何ができるのかを覚えておけばどこかで役に立つかもしれません。
自分はよく HTML のソースを見るのに使っています。スマートフォンのブラウザではソースコードを表示できるものは限られてますからね...。他の機能は極稀にという感じ。あるとたまに便利になる痒いところに手がとどく感じのアプリですね。
ClipIntent の設定
以下の項目を設定できます。
- ステータスバーに表示
- タイトルバーに表示
- メニューを選択したら閉じるか
- 長すぎる結果の場合短縮して表示
- 追加コピー時に改行を入れる
- 文字コードの指定
- タイトル付きで URL をコピーする際のフォーマット
- アプリ名付きで URL をコピーする際のフォーマット
- アクセス情報をコピーする際のフォーマット
- ファイル変更時にメディアスキャンを行うか
- 保存したパスをコピー
- 保存先のパス
- メニュー表示(サイズ, 配置, 文字サイズ, 色, 表示, 順番)の設定
- コードビュワーの表示項目(表示行数, 行の最大長, サイズ制限, 折り返し, テキストリンク, 色分け, 行番号, 文字サイズ, 色のテーマ)の設定
- バイナリビューワーの表示項目(文字サイズ, ヘッダ文字色, ヘッダ背景色, データ文字色, データ背景色)の設定
- Base64化後の行の長さ
- Base64に使用する文字
- デコードメニューを表示
- ベースファイル名
- Base64 エンコード/デコード時の拡張子
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