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PowerToys で画面の色を調べるカラーピッカーを利用する方法

プログラマーやデザイナー、イラストレーターといった PC を利用して作業する人であれば、画面上の色を調べる機会があると思う。画面上の色を取得する機能をカラーピッカーと呼ぶが、Windows 標準にはその機能は含まれておらず、何らかのソフトウェアをインストールする必要がある。

Microsoft の提供するユーティリティーソフトである PowerToys にはカラーピッカー機能も搭載されており、ショートカットキーを押すだけで簡単に画面上の色を確認することができる。

Windows の機能を強化する PowerToys の紹介・インストール方法 | Lonely Mobiler

このページでは Microsoft PowerToys でカラーピッカーを利用する方法を紹介しよう。

Microsoft PowerToys の Color Picker(カラーピッカー)を利用する方法

まずは PowerToys をインストールしよう。インストール方法については以下の記事を参照してほしい。

Windows の機能を強化する PowerToys の紹介・インストール方法 | Lonely Mobiler

インストールできたら PowerToys を起動し、カラーピッカーの項目を確認してみよう。

おそらくこのように「Color Picker を有効にする」がオンになっていると思う。この状態であればカラーピッカーを利用可能だ。その下に書いてあるショートカットキー Win+shift+c を押してみよう。

そうするとマウスカーソルの右側にカーソル位置の画面の色が表示される。クリックするとカラーコードをクリップボードにコピーすると同時に、カーソル位置の色についてより詳細な情報を確認できる。

この画面はエディターと呼ばれており、確認した色の他の形式での表記方法や履歴を見ることができる。

このあたりの挙動については設定により変更できる。

まずはショートカットキーを押した場合の挙動は以下の三種類より選択できる。

デフォルトでは二番目の「色を選択してエディターを開く」となっているが、画面上の色を確認およびカラーコードをコピーするだけであれば一番下の「色の選択のみ」で問題ない。

コピーされる色の形式はデフォルトでは16進数のカラーコードだが、設定画面の「規定の色の形式」より CMYK や HSB, HSV, RGB といった様々なフォーマットを選択できる。

エディターを開いた際に表示される色の形式も同様に指定可能だ。普段は16進数カラーコードを利用するが HSV や RGB といった他の形式も利用する機会があるのであれば、エディターも活用しよう。

このように Microsoft PowerToys を利用すればカラーピッカーも利用可能だ。便利なのでぜひ覚えておこう。

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