Web サイトのスクリーンショットや画面録画を撮る際、Windows や macOS の標準機能を利用して撮影する事が多いと思う。Windows であれば Win+Shift+S で範囲選択、 Alt+PrtSc でアクティブウインドウのみを撮影したり、Win+G を押せば録画を行うこともできる。
しかし、OS 標準機能は機能数も少なくシンプルすぎて使いにくい場合もあると思う。
Web サイトのスクリーンショットや画面録画を行うのであれば、Nimbus Screenshot & Screen Video Recorder という Chrome 拡張機能を利用してみよう。Chronium 搭載の Vivaldi や Microsoft Edge などでも利用できると思う。
この拡張機能を利用すると、ツールバーより Web サイトのスクリーンショットや画面の録画を行う事ができるようになる。
スクリーンショットを撮影できる範囲は以下の6種類だ。
- ページの可視部分
- キャプチャフラグメント(DOM要素を選択して撮影)
- 選択したエリア
- 選択&スクロール
- ページ全体
- ブラウザウインドウ
撮影時には「Delayed screen」により指定時間後のスクリーンショットの撮影も実行できる。
撮影後には内蔵のエディタにより、注釈や文字などを入力可能だ。
編集が終わったらコンピュータに保存するだけでなく、Google ドライブや Dropbox, Slack などへ共有することもできる。
このように撮影から編集、共有までこの拡張機能一つで全て実行できるというわけだ。一々別々のソフトを起動する必要は無い。
スクリーンショットだけでなく、画面の録画を行う事もできる。
こちらも画面内に注釈をつけたり、映像内にマイクの音声や Web カメラの映像を含めることができる。Web アプリの操作説明を動画で残したいという場合なんかには非常に役に立つのではないかと思う。
動画のフォーマットはデフォルトでは webm だが他の形式にも変換して保存可能なようだ。
Web サイトを画像もしくは動画で残したいという場合には非常に便利な拡張機能ではないかと思う。スクリーンショットや画面の録画を頻繁に行うのであれば、導入しておくと役に立つかもしれない。