国産のストリーミングサービスの中でも Twitter ユーザーに人気の配信サイトがツイキャス(TwitCasting)だ。国産の配信サイトでライブ配信やラジオ配信を中心としたストリーミングサービスだが、ゲーム実況なども行うことができる。
このページでは OBS Studio を利用してツイキャスを利用する方法を紹介しよう。
OBS Studio でツイキャス(TwitCasting)へ配信を行う方法
OBS Studio からツイキャスで配信を行うには RTMP と呼ばれる配信用 URL とストリームキーの設定が必要だ。まずはツイキャスの配信画面からそれらを取得しよう。
画面上部の「配信する」おり「ツール・ゲームズ配信」を選択しよう。
配信画面を下にスクロールすると「ツールとの連携設定」という項目があり、RTMP URL とストリームキーが表示される。
通常の画面を配信するだけなら「ツール配信」を、ゲームを配信するなら「ゲームズ配信」を選択し、画質を選ぼう。そうすると RTMP URL が設定に合わせて変化すると思う。
次に OBS Studio を起動し「設定」より「配信」を選択しよう。
「サービス」に「カスタム」を選択して「サーバー」欄に RTMP URL を、ストリームキーにもツイキャスの画面からコピペして「適用」と「OK」ボタンを押そう。
この状態で「配信開始」ボタンを押すとそれがツイキャスの画面に反映されるはずだ。
ツイキャスから「ビットレートが高すぎます」と言われて配信停止した場合
もしかしたら「ビットレートが高すぎます」という警告が出て配信が止まるかもしれない。
その場合には OBS Studio の設定よりビットレートを下げる、もしくはツイキャスで超高画質配信の設定を行おう。
画質を気にしないのであれば OBS Studio の「設定」から「出力」欄にある「ビットレート」の値を 1000 kbps 程度まで下げると良い。
配信の画質を上げる場合はツイキャスの配信設定で「画質」を「超高画質」に変更すると良い。
通常画質ではビットレート 1000kbps 程度までしか利用できないが、超高画質では最大で 6000 kbps に対応している。より高画質で配信したいのであれば「超高画質」を選択しよう。画質を変更した場合、RTMP URL も変更されるのでこちらも設定し直そう。
これで正常に配信を行えるはずだ。