スマートフォン向けのゲームを PC で遊ぶためのエミュレーターである LD Player には仮想マシンのバックアップ及びリストアを行う機能が搭載されている。仮想マシンをバックアップしておけば不具合などで Android が壊れた場合などに復旧したり、PC の買い替えなどで仮想マシンを他の PC へ移行、リセマラ時のデータを予備として取っておくなどが容易になる。
このページでは LD Player で仮想マシンのバックアップ及び復元(リストア)を行う方法を紹介しよう。
LD Player 仮想マシンのバックアップと復元を行う方法
LD Player における仮想マシンのバックアップ及び復元は、マルチインスタンスマネージャーから利用することができる。ツールバーなどからマルチインスタンスマネージャーを開こう。
インスタンス一覧の更新ボタンのようなアイコンがバックアップと復元のボタンだ。これをクリックすると以下のようなダイアログが表示される。
バックアップをするのであれば左側にある「バックアップ」を、復元したい場合には右側の「復元」ボタンを押すとそれぞれファイルを指定する画面が現れる。
バックアップに利用されるファイルは拡張子 ldbk のファイルのようだ。これを保存しておけば、復元時に該当のファイルを指定することで仮想マシンを復活させることができる。
復元を行う際には必ず何等かのインスタンスを上書きする必要がある点については注意が必要だ。なので PC 間で仮想マシンを移動させる際には一度インスタンスを新規作成した後、復元を実行する必要がある。
バックアップが取れれば何かと便利な場面がある。覚えておくと便利かもしれない。
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