インド北部の街アムリトサルからデリーへやってきた。数日ですぐ抜ける予定だったが、体調を崩したために二週間ほど滞在してしまった。酷暑期であったこともありあまり外には出歩いていないが面白い街だ。
デリーの場所や行き方など
デリーはインド北部の内陸部にある。場所はこのへん。
インドの中では北に位置するが酷暑期には45度を超えるなど非常に暑い都市だ。
首都なだけあって各種交通網がそろっており、飛行機、鉄道、長距離バスで行く事ができる。飛行機は日本とも直行便があるので、インド旅行に行くならまずデリーからという人も多いだろう。
大きな都市で鉄道の駅もバスターミナルも複数あるのでどこ発着なのかは良く確認しよう。
自分はアムリトサルより長距離バスで来た。
インド・アムリトサルからデリーへバスで行ってみた | Lonely Mobilerデリー市内の交通
デリー市内にはメトロやバス路線が多数あり、公共交通機関だけでもかなり自由に動くことができる。Google Maps を利用すればどちらの乗換情報も見ることができるので便利。なんなら空港もメトロで行ける。
もちろん大量のトゥクトゥクにタクシーもあるが、値段交渉する必要がある上に外国人にはやや高い値段を提示するので敷居が高い。
自分は以下の Olacabs というタクシー配車サービスを利用している。
インドでのタクシー配車アプリは Olacabs を利用しよう | Lonely Mobilerインド国産 Uber といった感じのアプリで、これを使えば外国人でもぼったくられず、正規の料金で目的地まで行くことができる。Uber と違いトゥクトゥクやバイタクも呼べる。
デリー市内観光
デリーの観光というと近くにタージマハルがあるためかやや影が薄い。が、ムガル帝国時代のものを初めとする様々な歴史的な建造物があり、なかなか見ごたえがある。
例えばレッドフォート、直訳すると赤い砦となるムガル帝国時代の城塞で世界遺産となっている。
この日は最高気温45度とかでクソ暑いなかチケットブース並びすぎて命に関わりそうだったので外観しか見ていない。が、それでも非常に大きな砦であることがわかる。
レッドフォートの近くにはインドの中でも随一の規模を誇るモスク、ジャーマー・マスジドがある。
現代のインドは大多数がヒンドゥー教徒だが、ムガル帝国時代はイスラム教を国教としていた事もあり、今でもムスリムは多い。
モスクの入り口付近は市場となっており賑やかだ。
南下していくとインド門。凱旋門のような形の慰霊碑で、第一次世界大戦で戦死したインド帝国の兵士の名が刻まれているらしい。
中心地区であるコンノートプレイスの近くには階段状の見た目がユニークな階段井戸や・・・
ムガル帝国時代の大型の日時計・天体観測施設のジャンタル・マンタルがある。
ジャンタル・マンタルはほかの都市にもあり、そのうちジャイプールにあるものが世界遺産となっているようだ。
一見奇妙な建造物に見えるが形それぞれに意味がある。
折角だから宿の近くにあったヒンドゥー教寺院・ラクシュミーナーラーヤン寺院にも行ってみた。
ヒンドゥー教寺院は以前も何度か行った事はあったが、プランバナンなど殆どが遺跡となっているものでちゃんと中に入ったのは初めてであった。名前の通りラクシュミと、その夫ナーラーヤンを祭っているようだ。
他にもタージハマル同様の世界遺産となったイスラム建築物フマーユーン廟や世界最高のミナレットであるクトゥブ・ミナール(こちらも世界遺産)といったものもあり、見どころは非常に多い。
デリーで泊まった安宿
デリーでは以下の二つの安宿に滞在した。どちらもパハールガンジのメインバザール通りにあり利便性高い。
デリーのメトロ駅近くで朝晩飯付きの綺麗な安宿 Himarayan Hostelデリー・パハールガンジの激安宿 The Backpacker’s Hostel | Lonely Mobiler
もうちょっと色々見て回りたかったが、体調が悪かったので断念。安宿はパハールガンジも良いがサウスデリーも良いらしい。
まとめ
インドの首都デリーはこのように非常に多くの目玉がある。単なるタージマハルの中継地点としてだけでなく、ガッツリ観光してみても楽しいと思う。