プログラマ向けのエディタとして開発された Visual Studio Code ではあるが、高機能であるが故に一般的なエディタとして利用する人や、プログラマでもブログや記事などを書く際のエディタとして利用する方も多いと思う。
VSCode で日本語の文章を記述するのであれば「テキスト校正くん」拡張機能を入れておくと自動で文章の校正チェックをしてくれるのでオススメだ。
テキスト校正くん - Visual Studio Marketplaceこの拡張機能をインストールした状態でテキストファイルもしくはマークダウン形式のファイルを編集すると、保存時に自動的に校正チェックツールが実行され、修正すべき箇所を指摘してくれる。
このように直すべき箇所に赤線によるチェックが入る。下パネルの「Problems」欄より問題点が一覧で表示される。各項目には行番号で場所を表示するだけでなく、ダブルクリックすると該当箇所へカーソル移動できる。また、エディタ内でマウスカーソルを赤線部に合わせるとツールチップにより解説が表示される。
拡張機能の解説ページによると以下のような項目をチェックできるようだ。
- 「ですます」調と「である」調の混在
- ら抜き言葉
- 二重否定
- 同じ助詞の連続使用
- 同じ接続詞の連続使用
- 逆接の接続助詞「が」の連続使用
- 全角と半角アルファベットの混在
- 弱い日本語表現の利用(〜かもしれない)
- 読点の数(1文に4つまで)
- ウェブの用語や名称の表記統一(Javascript→JavaScript、Github→GitHub等)
- 漢字の閉じ方、開き方(下さい→ください、出来る→できる等)
この項目から見てもわかる通り技術系の単語に対しても校正が働くので、技術者が日本語を記述する際に利用するものとして大変便利だ。
校正ルールは設定画面より変更可能だ。
各項目に対して一つずつ有効・無効を切り替えられる。
VSCode を利用してブログや記事などを記述する機会があるなら入れておくと便利になると思う。
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