サマルカンドの次はまたもや世界遺産のある街・ブハラへ行くことにした。
この街の歴史は非常に古く、紀元前5世紀には要塞都市が完成していたというのだから驚きだ。元々はペルシア帝国の影響化にあったが8世紀にはイスラム化したようだ。
民族的にはタジク人も多いらしい。
ブハラへの行き方
タシュケントやサマルカンドなどの都市からはバスもしくは鉄道で行くことができる。とくにアフロシャブ号と呼ばれる高速鉄道は速くて良い。
ただし鉄道駅はブハラから少し離れたカガンという街にあり、バスもしくはタクシーを利用していくことになる。
鉄道駅の前にはバス・タクシー乗り場があるのでその中からブハラ旧市街行きを探すと良さそう。
自分はサマルカンドよりバスで移動した。詳しくは以下の記事を参考にしてほしい。
世界遺産・ウズベキスタンの古都サマルカンドへ行ってきた | Lonely Mobilerブハラ旧市街観光
「ブハラ歴史地区」として世界遺産に登録された旧市街の歴史ある建造物が特に有名だ。歩いて行けるところを中心に周ってみた。
旧市街の中心近くに位置するのが Mir-i-Arab Madrasa という建造物。
カラーン・ミナレットと呼ばれる塔はすぐ隣にある。
さらにカラーン・モスクも隣接してある。
この3つの建物があるところにはちょっとした広場もあり、自分が行ったときは何やら踊っている人々がいた。
城壁にあるのが Ark と呼ばれる古城。
中は博物館となっている。これはたしかコーランだったきがする。
そこまで高い建物ではないため眺めはあんまり良くない。
さらに外側にも何やら歴史的な建物がある。
Chashma-Ayub Mausoleum、これも霊廟らしい。ここの井戸水は癒しの効果があるという言い伝えがあるらしい。
この隣には市場もある。
イスマーイール・サーマーニー廟。
イスマーイール・サーマーニーとはサーマーン朝のアミールで9世紀末から10世紀初頭にかけてこの地域を支配した人らしい。
さらに遊園地もある。入場は無料だ。
観光地ではないが旧市街は入りくんでおり、ぶらぶらしているだけでも面白い。
が、迷子になりそうだ。
旧市街の中心部は人々が集まる場所となっているようでレストランやマーケットなどある。
ブハラの安宿
ブハラでは以下の安宿に滞在した。旧市街の観光名所から近く、安くて綺麗で良かった。
ブハラ旧市街中央、観光に便利な安宿 Hostel Payraviy | Lonely Mobilerまとめ
サマルカンドほどの派手さは無いがこちらも歴史ある街並みで非常に興味深いところであった。ウズベキスタンへ行くなら寄ることをオススメしよう。