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Chrome で複数のプロキシを手動/自動で簡単に変更できる拡張機能 Proxy SwitchyOmega

Google Chrome などのWEB ブラウザでプロキシを用いて接続したい場合、通常は OS のネットワークの設定を変更する必要があります。

しかしプロキシを利用したい時というのは、ある一部の Web サイトへアクセスする際のみプロキシ経由でアクセスしたい、という場面が多いのでは無いでしょうか。その為だけに OS の設定を変更するのは面倒ですし、他のソフトウェアや Chrome のタブまで影響を与えるのは好ましくない場面もあるでしょう。

ブラウザに Google Chrome を用いているのであれば Proxy SwitchyOmega という拡張機能を利用する事で簡単にプロキシの設定を変更したり、アクセスする Web サイト毎に自動的にプロキシを変更するといった事が可能になります。

https://chrome.google.com/webstore/detail/proxy-switchyomega/padekgcemlokbadohgkifijomclgjgif

拡張機能をインストールしたら Proxy SwitchyOmega の設定画面が自動的に開くと思います。

単にプロキシを利用したいだけであれば最初から用意されている Proxy プロファイルに対してプロキシの URL, ポート番号, 認証情報といった設定を入力し画面左側の「Apply changes」をクリックして設定を保存、Chrome のツールバーから該当のプロファイルを選択すると良いです。

プロファイルは上記設定画面にある「New profile」をクリックして追加できる為、利用したいだけのプロキシを登録して状況に応じて使い分ける事が可能です。

ある特定の WEB サイトへのアクセスのみプロキシを利用したい、という場合には「New profile」から「Switch Profile」を選択して状況に応じてプロキシを使い分けるプロファイルを設定します。

Switch Profile を選択すると以下のような画面になります。

Switch rules の欄にホスト名や URL をワイルドカードや正規表現の形式で入力し、利用するプロファイルを選びます。例えば上記のように設定すると loumo.jp と *.example.com へアクセスした場合に proxy プロファイルを利用し、それ以外の Web サイトへはプロキシを使用せずに接続します。

Proxy SwitchyOmega にはこれら以外にも PAC を用いた設定を行ったり、設定ファイルの読み込み/書き出し、複数デバイスでの設定の同期といった機能も備えています。プロキシを頻繁に利用するのであれば便利な拡張機能と言えるでしょう。

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