Skype や TeamSpeak, Discord 等で深夜にボイスチャットをしている際に発生する問題に「メンバーの寝落ち」がある。寝落ちするまでゲームするなよ、と思わなくもないがそれはここではおいておこう。
静かに寝ていれば良いが、イビキや寝言がうるさい人もいる。そのまま朝になれば人によっては家族の声が大量に入る事もあるだろう。どちらも実際に聞いたことがある。
Discord では会議通話にいる人が値落ちした場合にもいくつかの方法で対処が可能だ。
自動的に別のチャンネルへ移動
コンピュータの操作もしくは発言が一定時間無い場合に自動的にメンバーを別のチャンネルに移動させる事が可能だ。
サーバ設定の概要欄中ほどに「AFKチャンネル」と「AFKタイムアウト」という項目がある。設定はおそらくサーバの管理者権限を持っている人だけだろう。
「AFKチャンネル」には AFK 状態のメンバーを移動させるチャンネルを、「AFKタイムアウト」には何分放置したら移動させるか、を指定する。
ここで設定しておけば一定時間 PC の操作及びマイク入力が無ければ AFK とみなされ、指定したチャンネルに自動的に移動される。
AFK 用チャンネルに移動された人はこのような表示がされる。
マイク入力もチェックしているので、残念ながらイビキがうるさい場合には移動されない。
この機能が不要であれば「AFKチャンネル無し」を選択しておけばOKだ。
メンバーを強制的に移動させる
適切な権限を持っているメンバーであれば他のメンバーをドラッグ・アンド・ドロップで移動させる事が可能だ。
権限の設定画面はチャンネルを右クリックして「編集」もしくは歯車マークより開く事ができる。
デフォルトでは @everyone という全員に適用される設定のみだが個別にメンバーを追加する事もできる。このメニュー内で「メンバーを移動」にチェックが入っているとその権限を持つメンバーは他のメンバーを移動可能だ。
メンバーをミュートする
移動させる権限が無いのであればうるさい人だけをミュートにする事でも対応が可能だ。
やり方は簡単、ミュートしたいメンバーを右クリックし、「ミュート」欄のチェックを入れるだけだ。
相手側にはミュートしたことがわからない為、うるさいメンバーを黙らせる事もできる。
まとめ
寝落ちする前に布団に入ったほうが良いのではという気もするがしょうがない、状況に応じてうまく使いこなそう。