URL やパーマリンクを変更したときはリダイレクトを行い、適切な URL へ飛ばす事があります。通常の WEB サイトでは .htaccess などを編集してリダイレクトを行うのですが若干面倒くさい。
そこで WordPress では Redirection というそのままの名前のプラグインを利用する事で、.htaccess などをいじらずにリダイレクトを管理する事ができます。
WordPress › Redirection « WordPress Plugins簡単なリダイレクトの解説
クライアントが WEB サーバへ HTTP でアクセスした際、WEB サーバは内容に応じて HTTP ステータスコードを返します。ステータスコードは 3 桁の数字で表記されます。
通常何も問題がなければ 200 OK, ページが見つからなければ 404, サーバ側のエラーであれば 500 といったコードを返します。
リダイレクトもこの数字で指定します。具体的には 301 Moved Permanently(恒久的移動), 302 Found(一時的な移動), 303 See Other(他を参照), 307(一時的な移動) をリダイレクトとして利用します(らしいんだけど 303 は聞いたこと無い。。)
今回利用するプラグインではリダイレクトでは 301, 302, 307 の3つのステータスコードを選ぶ事ができます。
Redirection のインストール
管理画面にログインし、プラグインの追加画面より Redirection で検索したらでてきますのでインストール -> 今すぐ有効化 と進めていきましょう。
もしくは上記 URL より zip ファイルをダウンロードし、plugins ディレクトリにアップロードしましょう。
Redirection の設定
プラグインが有効になったら管理画面のツール欄に「リディレクション」という項目ができるのでクリックしましょう。Redirection の設定画面になります。
「新しい転送ルールを追加」の項目に記述する事でリダイレクションを追加する事ができます。
試しに /wp/redirection へアクセスしたら http://loumo.jp/programing/unity/ へリダイレクトする様に設定してみました。
単なるリダイレクトの他には「ランダムな記事へ転送」,「通過」,「404エラー」,「何もしない」を指定する事ができます。
「新しい転送ルールを追加」のボタンを押したら記述したルールが即反映されます。
このルールを編集するには同じ画面の上部にある一覧から目的のルールをクリックすると編集画面になります。
ここで HTTP コードの変更もできます。
利用状況の確認
どのくらいアクセスがあったのかもこの画面で確認できます。
メニューのログを選べば詳細なログを見る事もできます。
一々 .htaccess などを編集しなくて良いので便利です。