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WP Super Cache を入れて WordPress を高速化する

通常 WordPress はアクセスがある都度データベースを読みに行って表示する HTML を組み立てているのですが、ブログ記事など頻繁に更新されるものではないのに都度処理が走るのは非効率。

ということでレスポンスの高速化及びサーバの負荷軽減のためにキャッシュを生成してそれを利用するのが WP Super Cache というプラグイン。このブログでも使ってます。HTML ソースを見ると一番下に Cache page generated by WP-Super-Cache と記載がありますね。

http://wordpress.org/plugins/wp-super-cache/

インストール

プラグインの新規追加画面から WP-Super-Cache で検索して出てきたものをインストール -> 今すぐ有効化 を押すとインストールが完了します。

インストールしただけでは、キャッシュが有効になってないと思うので、WP-Suepr-Cache の設定画面から「キャッシング利用」を選択し、有効にしましょう。

また、以下のようなメッセージが出た場合は、メッセージにしたがってパーミッションの設定を変更しましょう。

警告 ! /path/to/wp/wp-content が書き込み可能になっています!

設定

設定はいろいろありますがほとんど日本語化されているし初期設定でも十分な性能が出るでしょう。

自分は詳細画面にある有効時間だけ変更して長時間キャッシュするよう設定しています。

設定やボタン類が沢山あります。一個ずつ見ていきましょう。

簡易

このページではシンプルに以下の事だけが出来ます。

テンプレートなどを編集していて一時的にキャッシュを利用しない設定にしたり、キャッシュを削除して新しいページを確認するのによく使ったりします。

設定を反映するには「ステータスを更新」を押すのを忘れないようにしましょう。

詳細

細かい動作の設定を変更できます。

キャッシング

簡易設定でキャッシュを利用する/しないを変更するとここの「ヒットしたページをキャッシュし、素早くアクセスさせる。」の項目が連動してチェックが入るようです。

その他

Stephen Fry Proof というのは著名な映画監督である Stephen Fry にリンク貼られても WP Super Cache のおかげでサイトがダウンせずにすんだ事があってある種のスラングになったようだ。

詳細

あまり触るような事も無さそうですがどのような機能があるのか確認しておくのは良いと思います。

効果

以前 WP-Super-Cache でどのくらい高速化するのか ab コマンドで測った事があります。

WordPress を APC + WP Super Cache で簡単に高速化してみる。

APC 込での計測ですが 10倍ぐらい速くなっていますね。

注意点

普通にブログとして WordPress を使用するのであればこのプラグインはとても有効に動きます。ユーザーがログインして頻繁にコンテンツが更新されるようなサイトではキャッシュが邪魔で想定通りに動かないなんて事があります。動作確認はしっかりしておきましょう。

また、以前 APC が動いてる環境では正常に動作しない事がありました。

APC と WP Super Cache が競合する?

キャッシュはイロイロ大変ですが効果は確かにあるので注意しながら使っていきましょう。

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