Android スマートフォンを利用する際、音量ボタンを操作していないのに勝手に音量が下がってしまう現象が発生する場合がある。勝手に音量が変わってしまうのはかなり困る。
このページでは Android を利用していて音量が勝手に変わる場合の対処方法をいくつか紹介しよう。
アダプティブサウンドを無効にする
Android の機種によっては「アダプティブサウンド」機能が搭載されている。この機能は周囲の音にあわせて端末の音量を調節する機能となっているが、場合によっては必要以上に音量を下げることもあるようだ。
Android の「設定」から「音とバイブレーション」->「アダプティブサウンド」を開き、「アダプティブサウンドを使用」の欄を「オフ」にしよう。オフにすれば勝手に音量が調節されることはなくなる。
サイレントモードを無効にする
Android にはサイレントモードが搭載されており、着信音などをミュートにすることができる。いわゆるマナーモードみたいなものだろう。このサイレントモードはユーザーが手動でオン・オフできるだけでなく、自動的に有効にすることもできる。そのため意図せずサイレントモードが有効になり、音が鳴らなくなってしまうということもありえる。
Androidの「設定」から「音とバイブレーション」->「サイレントモード」を開き、現在サイレントモードになっているかと、スケジュールを確認してみよう。
「スケジュール」欄ではサイレントモードになる条件がいくつか表示されているはずだ。意図せずサイレントモードになった場合はこれらの条件を見直してみよう。
Bluetooth イヤホンが接続中になっていないか確認する
Bluetooth イヤホンを利用している場合、利用を止めてイヤホンをケースに収納したにもかかわらず接続状態が続き、音が鳴らないように見える場合がある。端末のステータス欄を確認し、Bluetooth 接続が続いているか確認してみよう。
もし Bluetooth 接続が行われている場合は、イヤホンを再度取り出してまたケースに収納しなおして確実に接続を切ろう。
Bluetooth イヤホンに触れていないか確認する
最近の Bluetooth イヤホンは本体をタッチして操作するものが多い。タッチ操作により音量の調節や再生・停止などを行うことができる。しかし、意図せず手などが触れて操作してしまうというケースもある。
音量が変化した際に何かがイヤホンに触れていないかを確認してみよう。
自撮り棒やスマホスタンド/スマホケースなどが音量ボタンを触っていないか確認する
自撮り棒やスマホスタンドではスマートフォンを挟み込むように固定するものも多いが、その際音量ボタンを押してしまうという場合もある。これらを利用する際には音量ボタンの場所を避けて固定しよう。
また、あまり聞いたことはないが粗悪なスマホケースが音量ボタンを押してしまう場合もあるかもしれない。ケースをつけている場合にも注意してみよう。
音量が勝手に下がる場合のまとめ
このように音量が勝手に下がる原因には様々な種類がある。一つ一つ確かめて確実に原因を特定しよう。