Windows のセキュリティを高める機能の一つにファイアウォールがある。ファイアウォールは不信な通信を遮断してくれるもので、現代のコンピュータを利用する上では非常に重要なものの一つとなっている。
しかし、場合によってはファイアウォールが原因でソフトウェアなどがうまく利用できない場合がある。そういう場合にはファイアウォールを一時的に無効にして確認してみよう。
Windows 11 ではファイアウォールを無効にする方法は複数用意されている。このページでは Windows 11 でファイアウォールを無効にする方法を紹介しよう。
ファイアウォールを無効にするのはあくまで一時的な措置にしておこう。ソフトウェアなどがファイアウォールが原因で動かないことが判明した場合、そのソフトウェアの利用をやめるか、ファイアウォールの設定を変更しよう。
トレンドマイクロやノートンといった他社製品のセキュリティソフトを利用している場合、そちらを先に無効化しよう。
Windows 11 のファイアウォールを無効にする方法
Windows 11 の設定アプリから「プライバシーとセキュリティ」->「Windows セキュリティ」->「ファイアウォールとネットワーク保護」を開こう。
「ファイアウォールとネットワーク保護」という画面が表示される。この中には「ドメインネットワーク」「プライベートネットワーク」「パブリックネットワーク」の三種類用意されている。
それぞれ開くと、その中に「Microsoft Defender ファイアウォール」という項目がある。
このスイッチをクリックし、ファイアウォールをオフにしよう。
オフにする際、「ユーザーアカウント制御」により本当に設定を変更して問題ないかの確認ダイアログが表示される。「はい」を押して変更しよう。
正常に無効化できたらこのように通知が表示されるはずだ。
ファイアウォール無効状態で検証などが済んだら有効にするのを忘れずにしよう。
先ほどのファイアウォールの設定画面ではこのように「オンにする」ボタンが表示されるので、クリックして有効にしよう。
これで元通りだ。
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