スマートフォンのデータ通信は使いすぎて契約しているプランの上限に達してしまうと、超低速での通信になったり、全く通信ができなくなってしまう事になる。特に月末にはデータ通信量を使い切ってしまう人も多いのではないかと思う。
データ通信の使いすぎを防ぐにはなるべく Wi-Fi を利用したり、動画やゲームのダウンロードといった大容量の通信を避けるなどの対策が考えられるが、気づかずに大量の通信を行ってしまう場合もある。
そんなときに便利なのがデータ通信の使いすぎをアラートしてくれる機能だ。警告を表示するようにしておけば自分がどれだけデータ通信を行ったのかをスマートフォンが知らせてくれるため、データ通信を使い切る前に対策を取ることができる。
このページでは Android でデータ通信の使いすぎ警告と制限を行う方法を紹介しよう。
Android でデータ通信の使いすぎ警告と制限を行う方法
ここでは Pixel 7(Android 14) でのやりかたを紹介する。他の Android スマートフォンでは多少の違いがあるかもしれないが、基本的な操作は同じだろう。
Android スマートフォンのアプリ一覧画面を開いたら、以下のように順番に進めていこう。
- 設定
- ネットワークとインターネット
- インターネット
- キャリア名の横の歯車マーク
- データ使用量の警告と制限
「データ使用量を警告」にチェックを入れると、設定したデータ通信量を超えた際に通知を表示してくれるようになる。
データ使用量の警告と制限画面では、警告を行うデータ使用量と、何日に計算をリセットするのかを設定できる。
このようにそれぞれダイアログが表示され、設定できる。自分のデータ通信プランに併せて設定しよう。
データ使用量の警告では単に警告が表示されるだけだが、「データ使用量を制限」のスイッチを有効にすると、警告ではなくデータ通信自体を制限することができる。
通信の制限を行うと、緊急時に備えてデータ通信を少しだけ残しておくというような運用もできる。
このように Android スマートフォンではデータ通信量の使用状況に応じて警告を出したり制限を行うことができる。毎月使いすぎて困っているようであれば設定しておくと役に立つかもしれない。