Windows 11 リリース時に廃止された機能の一つにタスクバーの「結合しない」オプションがある。これは同一のアプリケーションで複数のウインドウを開いた場合、複数のボタンをまとめて一つに表示するお節介機能を無効にするオプションなのだが、何故か Windows 11 では廃止され強制的に纏められて表示されるようになってしまった。
このせいで同一アプリケーションで複数のウインドウを開いた際に、タスクバーからワンクリックで目的のウインドウを選択することができず、大変な不便を強いられていた。新バージョンで不便になるとか気が狂ってる。
しかし2023年9月のアップデートにより、「結合しない」オプションが復活した。早速設定を変更しよう。
Windows 11 でタスクバーのボタンをまとめない(結合しない)方法
Windows 11 の「設定」を開き、「個人用設定」から「タスクバー」を開こう。
下のほうに二つのオプションが追加されているのがわかると思う。
- タスクバーのボタンをまとめラベルを非表示にする
- タスクバーのボタンをまとめ他のタスクバーでラベルを非表示にする
これらがタスクバーでボタンをまとめるか否かを設定するオプションだ。この項目を「なし」にするとタスクバーのボタンを結合せず、複数のウインドウをきちんとタスクバーに表示してくれる。
二つ目の「他のタスクバーで」というのはマルチモニター環境でメインモニター以外にタスクバーを表示した場合の挙動となる。モニター毎にタスクバーの見た目が変わると使いにくいので両方とも「なし」にしておくのが良い。
見た目的には結合したほうがアイコンのみの表示ですっきりするが、利便性を考えたら断然「結合しない」のほうが良い。何故このオプションを削除したのかは不明だが、戻ったから良しとしよう。
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