OneDrive は PC 起動中は常に対象フォルダ内をチェックし、自動的に同期してくれる。便利ではあるが、回線の調子が悪くネットが遅かったり一時的に多数のファイルを操作する場合など、同期されると困る場面もある。
OneDrive はそのような場合にも備え同期を一時的に停止したり、ネットワークによって同期をしない設定にすることができる。
このページでは OneDrive で同期を止める方法を紹介しよう。
OneDrive の同期を一時停止する方法
OneDrive の同期を一時停止するには、タスクトレイの OneDrive のアイコンをクリックして OneDrive の画面を開こう。
右上にある歯車マークをクリックし、一番下にある「同期の一時停止」をクリックしよう。そうすると同期を一時停止する期間を選択する画面が表示される。2時間・8時間・24時間の中から選択できる。
一時停止するとタスクトレイのアイコンに一時停止のアイコンが表示され、OneDrive の画面にも「ファイルは現在同期されていません」と表示される。
同期の一時停止を解除するには、「ファイルは現在同期されていません」の欄をクリックしよう。
OneDrive をテザリング時のみ停止する方法
OneDrive はテザリング(正確には従量課金制ネットワーク)時に同期を一時停止にするオプションが用意されている。これを利用すればテザリングなどのデータ通信量に制限があるネットワーク利用時に、同期による通信量の消費を防ぐことができる。
OneDrive の設定から、「同期とバックアップ」を開こう。
「基本設定」の欄に「このデバイスが従量課金制ネットワークのときに、同期を一時停止する」という項目がある。このスイッチを「オン」にしよう。
ネットワークが従量課金制か否かは Windows の設定から確認できる。
「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」から利用している Wi-Fi や LAN を選択しよう。
「従量課金接続」という項目があるので、スイッチをオンにしよう。
この状態であれば OneDrive で同期されないようになる。
OneDrive を開くと、このように「ファイルは現在同期されていません(中略)従量課金制ネットワークでデバイスを使用しているため、データ料金が適用される場合があります」と表示される。