Windows PC でフリーズやブルースクリーン等の PC が動かなくなるような不具合が発生した場合、その原因として考えられるものの一つとしてメモリーの異常がある。コンピューターの一時的な記憶領域として利用されるメモリーに不具合が発生すると PC が正常に動かなくなってしまうことがある。そのため、PC に不具合がある場合にはメモリーをテストして問題が無いか確認すると良い。
Windows には標準でメモリーを診断する機能が搭載されている。このページでは Windows 11 を利用している場合にメモリーの診断を行う方法を紹介しよう。
Windows 11でメモリーの診断を行う方法
Windows 11 でのメモリーの診断は、以下の手順で実行できる。
- Windows メモリー診断を実行
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まずは Windows メモリー診断を実行しよう。
スタートメニューから「メモリー」などと検索して実行するのが手っ取り早い。 - メモリ診断から再起動する
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Windows メモリ診断を起動したら以下のようなダイアログが表示されると思う。
どちらかを選択し、PC を再起動しよう。
- 再起動時にメモリ診断が実行
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PC を再起動すると自動的にメモリー診断が起動する。
自分の環境だが、32GB 搭載していておよそ30分程度かかった。
開始時に F1 を押すとオプションを設定できる。
通常はデフォルトのままで問題ないと思う。
終わると自動的に Windows が起動するので気長に待とう。
- メモリー診断結果を確認
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メモリーの診断が終了すると自動的に Windows が起動し、通知欄よりメモリー診断の結果を表示する。
通知をオフにしている等で結果が表示されない場合は、イベントビューアーから確認を行おう。
スタートボタンを右クリックして「イベントビューアー」を起動し、「Windows ログ」->「システム」から「MemoryDiagnostics-Results」と書かれている項目を探そう。
「Windows メモリ診断によりコンピューターのメモリがテストされましたが、エラーは検出されませんでした」のように表示されていたらメモリーに問題はないと判断できる。
これでメモリーを診断することができた。
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