Windows をインストールし利用する際にはプロダクトキーと呼ばれる文字列で認証を行い、正規に購入されたものかを確認する必要がある。通常このプロダクトキーは購入した PC 本体のどこかにシールで貼り付けられているか、自作 PC 等であれば別途購入した Windows のパッケージに記載があると思う。しかし、それらのシールを無くしたり中古などで購入した PC で記載が見当たらない場合もあるかもしれない。
そういう時は Windows 内でプロダクトキーを確認してみよう。このページでは Windows 11 でプロダクトキーを確認する方法を紹介しよう。
Windows 11 のプロダクトキーを確認する方法
Windows 11 でプロダクトキーを確認する方法にはいくつか種類がある。それぞれ確認してみよう。
Windows 11 のプロダクトキーをコマンドプロンプトから確認する方法
スタートメニューもしくは win-s の検索欄から cmd と検索し、コマンドプロンプトを起動しよう。
起動したら以下のテキストを入力しよう。長いのでコピー&ペーストするのが手っ取り早い。
wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey
入力して Enter キーを押すとプロダクトキーが表示される。
Windows 11 のプロダクトキーをレジストリから確認する方法
場合によってはコマンドプロンプト等から確認できないこともある。そういう場合にはレジストリエディタから確認してみよう。
Windows のスタートメニューもしくは win-s の検索欄から regedit と入力し、レジストリエディタを起動しよう。
レジストリエディターが起動したら以下のパスに移動しよう。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SoftwareProtectionPlatform
そうすると画面右側のエリアに「BackupProductKeyDefault」という項目があり、「データ」欄にプロダクトキーが記載されている。
これでプロダクトキーの確認ができた。