最近のコンピュータやスマートフォンではメールやチャットアプリ・Web ブラウザ・ゲームなどの様々なアプリが通知を送信してくるようになっている。しかし基本的には通知というのは邪魔なものだ。仕事中やゲームに集中しているときに通知が来ると気が散ってしまう。
Windows 11 ではそのような邪魔な通知を一括で無効にする「集中モード」という機能が用意されている。この記事では Windows 11 で集中モードを利用する方法を紹介しよう。
Windows 11 で集中モードを利用する方法
Windows 11 ではタスクトレイの音量マークあたりをクリックすると、クイック設定欄が表示される。
ここで右上にある「集中モード」をクリックすると集中モードに変更できる。
もしくは、「設定」アプリの「システム」->「集中モード」でも同様に集中モードを有効にできる。
集中モードには「重要な通知のみ」と「アラームのみ」の二種類がある。
「重要な通知のみ」を指定したら「優先度リストをカスタマイズ」で優先度が高いと指定されたアプリからの通知のみが表示される。
通話アプリや指定したユーザーからの連絡のみ通知を出すような設定が可能なようだ。
設定アプリ内では集中モードの有効・無効を切り替えられるだけでなく、状況に応じて自動的に集中モードにすることもできる。
自動規制には以下のものが用意されている。
- 時間による指定
- ディスプレイを複製しているとき
- ゲームをプレイしているとき
- アプリを全画面で利用しているとき
- Windows の機能更新プログラムが適用されてから最初の一時間
それぞれに大して「重要な通知のみ」もしくは「アラームのみ」のどちらを有効にするかも選択できる。
例えば普段は通知を有効にしたいけどゲーム中は通知に邪魔されたくない、仕事でプロジェクターなどに画面を映しているときに自動的に通知をオフにしたい、といった設定が可能だ。
設定しておけば自分で集中モードを切り替える必要なく通知をオフにできるため便利だ。
このように簡単に集中モードを指定したり、自動的に有効化できる。通知が多くて困っているのであれば是非設定しておこう。