Windows ではタスクバーの右側に時刻を表示する機能がある。
デフォルトでは画面の右下にあり時と分が表示されていると思う。タスクバーの表示を大きくすると日付も表示されるが、秒は表示されない。
このページでは Windows 10 でタスクバーの時刻に秒を表示する方法を紹介しよう。
Windows のレジストリを編集して秒を表示する方法
まずは Windows 10 の機能のみで行う方法だ。Windows 10 のスタートメニューなどからレジストリエディターを起動しよう。
スタートメニューで「regedit」と入力すると簡単に実行できる。
レジストリエディターを起動したら「HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced」に移動しよう。この文字列をコピーしてレジストリエディタ上部のパス欄に貼り付けると楽だ。
Advanced を開いたらフォルダを右クリックして「新規」から「DWORD(32ビット)値」を選択しよう。
そうすると一番下に「新しい値#1」という項目ができる。
この「新しい値#1」を右クリックから「名前の変更」を選択し、「ShowSecondsInSystemClock」に変更しよう。
名前を変更したらこのキーをダブルクリックして、「値のデータ」の欄を「1」に変更し、「OK」ボタンを押そう。
この状態で Explorer もしくは Windows 10 本体を再起動すると、タスクバーに秒が表示されているはずだ。
フリーソフトを利用して秒を表示する方法
レジストリエディターを利用するのが敷居が高いと感じるのであれば、フリーソフトを利用してみよう。
タスクバーの時刻表示を編集するソフトで有名なものの一つが TTClock だ。
Windows のタスクバーの時計をカスタマイズするソフト TTClock | Lonely Mobilerただ秒数を表示する以外にもフォントやサイズを変更するなど時計表示に関する様々な設定が可能だ。昔からあるソフトウェアで日本語にも対応しているため、簡単に利用できると思う。
しかし秒数表示ぐらいレジストリエディターやフリーソフトなど使わず Windows 10 の設定などから変更できれば良いのになぁと思う。変更する方法が用意されているだけマシということにしよう。