WordPress で記事やページを作成する際には「投稿」と「固定ページ」の二種類を利用する事ができる。一般的に「投稿」はブログ記事のように更新頻度が高く新規性の高いものを、「固定ページ」ではプロフィールやプライバシーポリシーなどの、同一のページで何度も更新を行うようなものを記述するのに向いている。
WordPress はブログを書く事を目的として開発された CMS なため、投稿を中心として Web サイトを構築する事が多いが、企業向けページやアフィリエイトサイトなど、目的によっては固定ページを多様する事もあるだろう。
固定ページを多様するのであれば、CMS Tree Page View というプラグインを利用してみよう。
https://wordpress.org/plugins/cms-tree-page-view/このプラグインを利用すると、Wordpress の固定ページの管理画面を一覧性に優れたツリービューで扱うことができる。
実際にインストールしてみたところ、サイドメニューの固定ページ欄に「ツリー表示」という項目が現れる。これを開くと、上記のような画面となった。固定ページは「親」を設定することができるため、このようにツリービューとなる。各グループは折り畳みと展開をワンクリックで切り替えることができるため、適切にグルーピングが行われていれば一覧性がとても良くなる。検索機能も用意されているので、沢山ありすぎて画面に収まらなくても簡単に探すことができる。
この画面では各固定ページをドラッグアンドドロップで位置を移動したり、新たな固定ページを作成する事もできる。
マウスオーバーするとこのような小さなウインドウが表示されるので、編集や表示、新規ページの作成などを実行できる。
固定ページを多様する Web サイトであれば導入しておくと管理が非常に楽になるだろう。固定ページを扱うならオススメのプラグインだ。