2 in 1 のノート PC やタブレット PC などを中心に、Windows マシンでもタッチパネル搭載のモデルが増えている。これらはタッチスクリーンを利用して直観的な操作を行う事ができ便利ではあるが、メーカーやモデルによってはタッチ機能が貧弱で使いにくく感じる事もある。
Windows 10 のタッチスクリーンをより便利に扱うのであれば、TouchMe Gesture というアプリを利用してみよう。
TouchMe Gesture Studio を入手 - Microsoft Store ja-JPこのアプリを利用すると、Windows 10 でタッチパネルを利用したジェスチャー機能を使うことができるようになる。言語は英語のみのようだが、難しい単語はでてこないので問題ないはずだ。
ToucheMe Gesture 本体は Microsoft Store からインストール可能だが、実行の際には Touch Me Engine が必要となる。こちらは ToucheMe Gesture を起動後にダウンロードボタンが表れるので、それをクリックしてダウンロード及びインストールを行おう。
利用できるジェスチャーは以下の通り。
- 上下左右への2,3,4,5本指スワイプ
- 2,3,4,5本指での回転
- 2,3本指での Tip-Tap(片方の指を離さずにタップ)
- 3,4,5本指でのピンチイン・アウト
これらに Windows の機能やキーボードショートカットなどを割り当てることができる。
例えばデフォルトでは以下のようなジェスチャーが割り当てられている。
2本指上スワイプ | ソフトウェアキーボードの表示 |
---|---|
2本指下スワイプ | ソフトウェアキーボードの非表示 |
2本指左スワイプ | ブラウザの進む |
2本指右スワイプ | ブラウザの戻る |
2本指左Tip-Tap | ブラウザの次のタブ |
2本指右Tip-Tap | ブラウザの前のタブ |
2本指時計回り | ブラウザの更新 |
3本指上下左右スワイプ | ウインドウを掴む |
4本指上スワイプ | ブラウザのタブを閉じる |
4本指下スワイプ | ブラウザの新規タブを開く |
4本指左スワイプ | ボリュームダウン |
4本指右スワイプ | ボリュームアップ |
4本指ピンチイン | 画面輝度ダウン |
4本指ピンチアウト | 画面輝度アップ |
5本指下スワイプ | スリープ |
5本指上スワイプ | アプリを閉じる |
5本指左スワイプ | ウインドウのスナップ左 |
5本指右スワイプ | ウインドウのスナップ右 |
5本指ピンチイン | スタート画面 |
5本指ピンチアウト | デスクトップの表示 |
これらの標準で設定されているジェスチャーは自分で好きなように変更可能なので、自分の使いやすいようにすればより Windows を便利に利用できる。
タッチパネル搭載の Windows を利用しているのであれば、利用してみると良いかもしれない。
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