多くの人は自分の気に入った Web ページなどを記録しておくのに Web ブラウザのお気に入り機能を用いると思う。あとから目当ての Web ページにアクセスするのに便利な機能だが、何でもかんでもお気に入りに保存しておくと整理が大変だ。
お気に入り機能はブラウザ本体だけでなく、Web サービスそのものについている事も多い。例えば Facebook のイイネや Instagram の Save, Twitter の Like などが有名だろう。
WordPress では Faborites というpラグインを利用することで、上記 Web サービスのように Web サイト内にお気に入り機能を実装できるようになる。
https://wordpress.org/plugins/favorites/このプラグインを導入すると、以下のように記事内に「Favorite」のボタンが表示され、各記事をお気に入りに追加することができる。
このボタンの表示形式や位置などは設定画面より変更できる。プラグインの名前は「お気に入り」だが「イイネ」や「ラブ」「ブックマーク」など様々な形式を利用できる。標準では投稿のみだが固定ページやメディアにも表示可能だ。
ショートコードや PHP のコードを記述すればユーザーのお気に入りの一覧を表示したり、お気に入りにされた数を表示することができる。
例えばお気に入りのカウントを表示するショートコードは[favorite_count]、ユーザーのお気に入りの一覧を表示するショートコードは[user_favorites]となっている。詳しくはプラグインの詳細ページを見て欲しいが、どのショートコード・関数も指定できる引数が多く、カスタマイズのしがいがありそうだ。
実際に導入してみたが、ざっと説明を見ただけで簡単に WordPress にお気に入り機能を追加することができた。非常に便利なプラグインなのでお気に入りやイイネなどの機能を Web サイトに導入したいのであれば試してみると良さそうだ。