日本を出て1か月半、ようやく当初の目的地であるサマルカンドへたどり着いた。
サマルカンドを簡単に言うとタシュケントから南西約 270 km のところにあるティムール朝の首都だった都市で、世界遺産にもなった歴史的な建物群が有名な街だ。特にサマルカンドブルーと呼ばれる青い装飾を多用した建物は非常に美しく、現在はそれらが最大の観光の目玉となっている。
サマルカンドへの行き方
ウズベキスタンの他の都市からサマルカンドへ行くには鉄道もしくはバスがメジャーだろう。自分はバスで行った。
タシュケントの長距離バスターミナルは市内西側の地下鉄 Olmazor 駅近くにある。最近改装したらしく近代的で綺麗なバスターミナルであった。
サマルカンドまでは 25000 UZS と激安であったがバスも普通の長距離バスといった感じで悪くない。
鉄道はアフロシャブ号と呼ばれる高速鉄道とシャーク号と呼ばれるちょっと遅い鉄道の二種類がある。どちらも人気らしいので鉄道を利用するなら早めに予約を取っておくことをオススメする。
サマルカンドのバスターミナル
ついでにサマルカンドのバスターミナルについてもメモしておこう。小さな街なのになぜかターミナルはわかれているので注意が必要だ。
上記タシュケントからのバスは市内北部、空港近くのバスターミナルに到着した。
ここから市内へ行くバスはいくつかあるが覚えていない上に Yandex.Maps のルート検索対象外なため、以下の WikiRoutes で確認すると良い。
Samarkand public transport routes on the mapサマルカンドからブハラやタシュケントへ行くバスの乗り場はここから南東にある M37 通り沿いにある。
Google Maps に載っていないのでわかりにくいが、このレストランの向かい側周辺にブハラ等の西へ行く便が、このさらに南側にタシュケントへ行くバス乗り場がある。写真忘れたが近づくと車が溜まっている場所があるのですぐわかると思う。
サマルカンド市内観光
サマルカンドといえば「サマルカンド‐文化交差路」として世界遺産にもなった都市で、歴史ある各種建築物が有名だ。殆どは市内中心部に固まっているため、歩いて見て周ることができる。
恐らく一番有名なのがレギスタン広場。
入場料を払うと入れるが、中はお土産屋ばかり。
見た目だけでなく、中の装飾も素晴らしい。
ちなみにここの入場料が一番高かった。
ここは夜行くとライトアップされる。
プロジェクターみたいなのが大量に並んでいる小屋があったのでプロジェクションマッピングもやるらしいが詳細は不明。夜間は中には入れないが綺麗なので行くことをオススメする。
レギスタン広場から南西に少し歩くとグーリ・アミール廟。
ティムール朝建国者のティムール及びその家族の墓らしい。
こちらの建造物も素晴らしい。
レギスタン広場北東にあるのがビービー・ハーヌム・モスク。
その隣にはシヨブバザール。
ここも色々売ってる。
少し歩くとシャーヒ・ズィンダ廟群。
こちらも墓だが他の建築物と違い、建物が密集しており写真映えすると思う。
通路が狭いのでこんな感じ。
このような感じで他の都市では見られない綺麗な建造物が多く残されている。世界中から旅行者が集まるわけである。
サマルカンドの安宿
自分は以下の B&B Bahodir という安宿に滞在した。レギスタン広場の東徒歩5分程度と観光するにはもってこいの立地だ。
サマルカンド中心部、観光に便利な安宿 B&B Bahodir | Lonely Mobiler近くにはレストランやミニマーケットなどもあるのでとても便利であった。
サマルカンドまとめ
世界遺産にもなっただけあってどの建物も非常に綺麗であった。世界中から旅行者が来るのも頷ける質の高さだ。
ウズベキスタンは近年はビザも緩くなりタシュケントまでは直行便があることからも日本から旅行で行きやすい国にもなった。ぜひ訪れてみてほしい。