コンピュータ上で不要なファイルを削除した場合、OS から見られなくなるだけでディスク上にはそのまま残っている事が多い。その場合は復元ソフトを利用することで削除したファイルを発見される可能性がある。そのため HDD を廃棄するときはディスク全体にランダムなデータや全て1及び0といったデータを書き込む事で復元できないようにする必要がある。
あるファイルを完全に削除したい、というのであれば以下の FileShredder というフリーソフトを利用しよう。
FileShredder | 電子工作＆フリーソフト研究所このアプリを利用すると簡単操作でファイルを完全に削除できる。
アプリをインストールして起動すると以下のようなウインドウが表示される。
「ここにファイルをドロップ」とかかれているので、エクスプローラーなどから削除したいファイルをドラッグすると、そのファイルが削除される。削除と書いたが正確にはランダムなデータで書き換えを行い修復が不可能になるようだ。
「詳細情報を表示」をクリックすると以下のように設定項目が表示される。
このウインドウによると、「データ上書き -> ファイル名変更 -> 拡張子変更 -> データ上書き」 という手順でファイルを修復不可能な状態にしているようだ。
上書き回数や文字数などの値を増やすほど修復が困難になるが、標準の値でも問題ないと思う。
ファイルを修復不可能な状態で削除したいのであれば試してみると良さそうだ。
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