Windows の便利機能の一つに起動しているアプリケーション毎にボリュームを変更する「音量ミキサー」がある。アプリケーションの音量を一括で管理できるので BGM などの調節がしやすく大変便利だ。
macOS では標準機能で個別に変更する事はできないが、Background Music というアプリを導入する事で音量ミキサーのようにアプリ毎にボリュームを調節できるようになる。
GitHub - kyleneideck/BackgroundMusic: Background Music, a macOS audio utility: automatically pause your music, set individual apps' volumes and record system audio.Github にあるが pkg ファイルの配布も行っている。もちろんソースを git clone してインストーラーを起動しても良い。
インストール完了し起動するとメニューバーに円と半月のようなアイコンが表示され、クリックするとアプリケーション毎のボリュームを調節できるスライダーが表示される。
ここからアプリケーション毎に自由にボリュームを変更できる。音量だけでなく左右のバランスも変更できたり、iTunes などのプレーヤーを自動停止する機能も用意されている。
いくつかアプリのボリュームを変更してみたが、音量変更が有効なアプリとそうでないアプリがあるようだ。Google Chrome は調節可能だが Firefox は不可といった具合だ。
とはいえ調節できるとできないとは雲泥の差だ、使い方次第では非常に便利なアプリと言えるだろう。
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