左手デバイスである TourBox にはショートカットキーを割り当てられるだけでなく、マクロを組むこともできる。マクロを設定すればショートカットキーだけでは実現できない複雑な処理をワンボタンで実行できるようになる。
このページでは TourBox でマクロを利用する方法を紹介しよう。
TourBox でマクロを利用する方法
TourBox でマクロを設定するには、TourBox Console を利用しよう。
TourBox Console を開いて設定したいボタンを選択しよう。
ボタンの設定画面が出るので、右上の「マクロ」を選択しよう。
マクロの設定画面が開くので、「マクロリスト」の右側にある「＋」をクリックし、マクロを追加しよう。
新しいマクロを追加したら、画面右側の「+ ACTION」ボタンを押して操作を設定しよう。
マクロの設定画面では「キーボード」「マウス」「遅延」「テキスト」「開く」のいずれかを選択して操作を追加できる。
「キーボード」ではキー操作を一つだけ設定できる。キーボードショートカットなどを入力する際にはこちらを利用しよう。操作ではなく、テキストエリアなどに文字を入力する場合には「テキスト」を利用しよう。
操作する際に少し待つ必要がある場合には「遅延」を設定しよう。スタートメニューを開く際に少し待たされると思うが、そういう場合には「遅延」の設定が必須だ。
「マウス」欄はマウスカーソルの移動やボタンの操作だけでなく、スクロールやドラッグを行うこともできる。
「開く」ではファイルや URL を開くことができる。
このようにかなり自由度の高い設定欄となっている。これらを組み合わせてマクロを作っていくことになる。
例としてスタートメニューからターミナルを開き、ping を実行するマクロを組んでみた。
このように「キーボード」「テキスト」「遅延」をそれぞれ適切に設定することで PC の操作を自動化できる。
一見すると設定は面倒くさく感じるかもしれないが、使いこなせれば非常に強力なツールとなっている。便利なので是非活用しよう。