Steam では他のユーザーの所有しているゲームやプレイした時間、取得した実績、さらには現在プレイ中のゲームといった様々な情報を表示できる。会話のネタにしたり一緒にゲームを遊ぶなどコミュニケーションの一環として利用できる便利な機能だが、同時にこれらの情報は非常にプライベートな内容でもあるため隠したい人も多いだろう。
Steam ではプライバシーに配慮してゲーム中の表示や所持しているゲームの一覧などの情報を非公開にできる。この記事では Steam のプライバシー設定方法を解説しよう。
Steam のプライバシー設定の変更方法
Steam のプライバシー設定を変更するにはまず自分のプロフィール画面を開き、「プロフィールを編集」ボタンを押す。
プロフィール編集画面となる。画面右側にある「プライバシー設定」を押す。
このようにプライバシー設定を変更する画面となる。
設定項目は全て日本語化されているので理解は容易だと思うがどのような設定が可能か簡単に解説しよう。
Steam のプライバシー設定
基本情報
プロフィール名及びアバターは全ての人に公開される。これは非公開にできない。
プロフィール
概要、フレンドリスト、バッジ、Steam レベル、ショーケース、コメント、所持グループといった情報を指す。公開、フレンドのみ公開、非公開の3種類から選べる。
ゲームの詳細
アカウントが所持するゲームのリストやウィッシュリスト、実績、プレイ時間、「ゲーム中」表示を閲覧できる範囲を指定できる。
ゲームの詳細を公開中の場合でも、総プレイ時間は常に非公開にする
「ゲームの詳細を公開中の場合でも、総プレイ時間は常に非公開にする。」にチェックを入れるとでは「ゲームの詳細」の公開状態にかかわらずゲームのプレイ時間を非表示に可能だ。
インベントリ
Steam のゲーム内アイテムや Steam トレーディングカードや Steam ギフトなどを閲覧できる範囲を指定できる
インベントリを公開中の場合でも、Steam ギフトは常に非公開にする
「インベントリを公開中の場合でも、Steam ギフトは常に非公開にする。」でも同様に「インベントリ」の公開状態にかかわらず Steam ギフトを非公開にできる。
プロフィールにコメントを投稿できる
プロフィールにコメントを投稿できる範囲を指定できる。
スクリーンショット & ワークショップアイテム
これらはこの画面上には存在するが画像毎、アイテム毎に設定が可能でここでは設定できない。
プライバシー情報の公開範囲
「基本情報」と「スクリーンショット & ワークショップアイテム」以外は各項目の右側にあるセレクトボックスより公開範囲を「公開」、「フレンドのみ公開」、「非公開」の3種類から選べる。
設定を変更すると「保存中...」「保存完了」とメッセージが表示される。設定は即座に反映されるので、「保存」ボタンなどを押す必要は無い。
実際にプライバシー設定を行ってみた
実際にプロフィール設定を変更してみよう。1つ目のスクリーンショットは設定前のフレンドから見た自分の Steam プロフィール画面だ。
所持しているゲームやそのプレイ時間、現在プレイ中のゲームが表示されているのがわかる。この状態で「ゲームの詳細」を「非表示」へ変更したのが以下のスクリーンショットだ。
このようにプロフィールアイコンと名前、オンライン状態以外のゲームに関する情報が非表示になったのがわかる。現在ゲームをプレイ中のはずなのにそれも非表示となっている。ゲームやっていることを他人に悟られないようにできるというわけだ。
わからなければ全部非公開に
Steam を利用し始めたばかりの人などで各項目に書かれている意味などがよくわからない人もいると思う。自分も Steam 自体は長く使ってるがインベントリや Steam ギフト、ワークショップアイテムなんかは殆ど使ったことが無い。
よくわからないがゲーム中表示や所持しているゲームなど自分の情報を他人に見られたくない、というのであれば全ての項目「非公開」にしとけば良い。それで何か問題になることはないだろう。